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新卒として「Webデザイナー」を志すということ

その他2010年11月27日

私の所属している会社はこの業界ではめずらしく、新卒を年に20名ほど採用しています。
そんな20名のうち半分がディレクター志望、もう半分がデザイナー志望だったりします。まったくゼロの状態からスキルの高い先輩につきっきりで教えてもらえるのですから羨ましい限りです。
私なんかは専門にも行かずにサイトタイトルにもあるとおり完全に独学だったもので。デザインからCSSからJavascriptから全部手探りで習得してきました。

毎年新卒が2~3名ほどうちの部署にも配属されるわけですが、まったく外の世界を見たことないまま会社にこもって制作やるのってどうなのかなーと。
批判しているわけではなくて、やっぱり世界が狭くなっちゃうんじゃないかなってなんとなく思います。
クライアントのことを想像しにくい状態で制作をやっているとどうしても自分目線になりがちというか、多角的な視野で案件を捉えることが難しいんじゃないかと。
かといって自分がそういった部分を完璧にできているかといわれればそういうわけでもないですが。

研究者肌で、「自分は生涯制作やるんだ!」という人はまた別ですが、そうでない人のほうが圧倒的に多いと思います。
そういった人たちがこれから何十年も仕事をしていく上で、社会人として様々な経験地が必要になってくることは容易に想像できます。

この仕事は普通の仕事とは少し質が異なっていて、自分なりのブレない考えをちゃんと持ったうえで仕事を続けていないと、いずれ気づいたらつぶしの利かないバランスの悪い社会人になってしまうのではないでしょうか。

なかなか答えの見つからないテーマですが、3年後どうなっているか、10年後どうなっていたいか、ということを日々考えながらハングリー精神ももちつつ仕事してほしいなーと老婆心ながらうちの会社の新卒さんたちを見ていて思いましたので、こんな記事を書いてみました。

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